施設の紹介・施設の魅力

• 施設　栃木工場

  

  栃木工場はキルト加工、原反刺繍加工、ラミネート加工（仮接着）等の2次加工を行う工場として各種設備が充実しています。アパレル向けを中心としたキルト工場では「国内最大級」の生産能力を備えています。日々の技術革新に勤しみ、情熱を持ってお客様のニーズにお応えできるように全社員一丸となって「ものづくり」に取り組んでいます。

• 施設　生産加工アイテム

  

  ・レギュラーキルト加工
  ・コンピューターキルト加工
  ・原反刺繍加工
  ・ラミネート加工　
  ・転写プリント

• アイデアの宝庫

  

  工場内には30年にわたってキルティング・刺繍等を加工してきた資産ともいえる3,000以上の柄をストック。デザイナーや企画担当者が来社されると1日中籠ってしまうこともあるほどで、まさにアイデアの宝庫のような場所です。
  キルティングはどうしても写真ではイメージしにくく、現物を見たいというニーズが強い。
  考案した図案を実現させるためのマシンの使い方なども加工のストックからヒントを得る事が出来る事からノウハウを蓄積する役割も担っています。
  製品を差別化をする為にキルト柄にこだわるアパレルメーカーが増えており、難易度の高い柄の要望に応えるためには何度もサンプル生産を重ねる必要があり、サンプルごとにマシンの糸をセットし直すだけでも1～2時間かかる大変な作業です。
  特に2月～3月はサンプル依頼が多く「現場は頭も体もフル稼働状態」が続きますが、「チャレンジしたいというお客様の気持ちに応えたい」思いが支えています。

• 何通りもの個性

  

  キルトの魅力・醍醐味は「変化をつけられること」。同じ生地を使っても柄の表現によってエレガントにもカジュアルにもなります。オーソドックスなストライプやダイヤ柄、波等の柄から、幾何学模様、星、ハート、ひょうたんといった個性的な柄、複雑なオリジナル飛び柄まで、そのバリエーションは豊富です。テキスタイルとして様々な分野で使用されており、雑貨・インテリア・寝装の分野とまだまだアイテムの個性を発揮できる可能性は広がります。最近ではグランピングの内装に使用されたりと様々な分野の要望に応える事で加工技術の向上にも繋がっていくと期待しています。

• 世代交代と技術継承

  

  キルト加工を担うスタッフの平均年齢は45歳で現場リーダーも40歳前。世代交代と技術継承が進んでおり、工場には若い活力が溢れています。
  比較的閑散期にあたる10月～2月に積極的にジョブローテーションを実施して1部マシンの操作を除き、キルティング加工のすべての工程を全員が行えるように進めています。
  キルティングは各担当者がお互いの役割を理解してコミュニケーションを取らないと成り立たないのが理由です。